ピアノ好きのみなさまにとって、技術や表現力を高める場として「コンクール」は特別な意味を持ちます。その中でも、レベルの高いピアノコンクールへの挑戦は、自身の可能性を広げ、新たな目標を見つける貴重な機会となるでしょう。
しかし、数あるコンクールの中から、どのレベルのものに挑戦すればよいのか悩む方も多いのではないでしょうか。本記事では、国内外で評価の高いピアノコンクールをレベル順に厳選し、ベスト10をご紹介します。
それぞれのコンクールが持つ特徴やレベル、求められる実力についても詳しく解説します。初心者から上級者まで、自分のスキルや目指すレベルに合ったコンクールを見つける参考にしてください。ピアノを学ぶすべての人が、音楽を通じてさらなる発見やモチベーションアップにつながるよう、この記事がその一歩となれば幸いです。みなさんもピアノコンクールにチャレンジしてみましょう。
【チャレンジしたい!レベルが高いピアノコンクールベスト10】
順位 | ピアノコンクール名 | 一次選考の全国の会場 |
レベルが高いピアノコンクールランキング(上位ほど高レベル) | ||
1位 | 全日本ピアノコンクール | 全国40会場超 |
2位 | 全日本学生音楽コンクール | 東京・大阪・北九州・名古屋・北海道 |
3位 | 日本音楽コンクール | 東京 |
4位 | ピティナ・ピアノコンペティション | 47都道府県 全国250会場 |
5位 | ショパン国際ピアノコンクール | 全国23会場 |
6位 | ブルグミュラーコンクール | 全国各地(各都道府県数会場) |
7位 | グレンツェンピアノコンクール | 全国16会場 |
8位 | 日本クラシック音楽コンクール | 全国各地(各都道府県会場) |
9位 | 東京国際ピアノコンクール | 全国19会場 |
10位 | 全国こどもピアノコンクール | 全国25会場 |
チャレンジしたい!レベルが高いピアノコンクールベスト10
ピアノを習っていればレベルが高いピアノ教室にチャレンジしたいと思うのも当然です。そこで、ここでは、ピアノレッスンを受けている人がチャレンジしてみたいピアノコンクールをレベル別に紹介します。レベルが高いということは予選突破や上位入賞が難しいということでもあります。しかし、それだけ「やりがい」があります。
ここではレベル順におすすめのピアノコンクールを紹介します。順位が高いほど難しいレベルのピアノ教室です。
1位 全日本ピアノコンクール
コンクールURL | https://classicmusic.tokyo/piano/ | |
主催 | 一般社団法人日本音楽協会 | |
対象 | 幼児~一般まで全17レベル | |
予選 | 開催地 | 全国40か所超 |
開催日程 | 動画提出 2024年5月1日~8月31日
地区大会 2024年6月~9月 |
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申込期間 | 2024年5月1日~8月31日 | |
ブロック大会 | 開催地 | 東京、大阪、兵庫、福岡、熊本 |
開催日程 | 2024年10月~11月 | |
全国大会 | 開催地 | 神奈川 |
開催日程 | 2024年1月~2025年1月 | |
レベル | ★★★★★ | |
曲目 | 以下より選択
https://classicmusic.tokyo/piano/set-piece/ |
- 日程は2024年大会のもの
全国規模のオンラインピアノコンクールとして初めて開催された「全日本ピアノコンクール(通称:「全ピ」)」は、コロナ収束後は、オンラインと会場での演奏どちらにも対応した先進的なコンクールとして実施されています。
このコンクールの大きな特徴は、会場演奏の審査方法です。審査員が直接演奏を聴く「会場審査」と、プロカメラマンによる収録映像をもとに時間をかけて評価する「収録審査」という、2つの形式を採用しています。
特に収録審査では、動画を何度も見直して評価できるため、演奏順による影響を受けない仕組みになっています。この公平さが、コンクールの大きな魅力と言えるでしょう。
さらに、全国大会では審査員の得点が公開されるため、透明性が高く信頼できるコンクールとして評価されています。こうした特徴により、幼児期からプロの目に触れる貴重な場となっています。
全日本ピアノコンクールは、公平な審査と多彩な参加スタイルを兼ね備え、初心者から上級者まで幅広いレベルの層が挑戦できるチャンスです。音楽の楽しさを共有しながら、参加者それぞれの可能性を引き出す場として、多くの支持を得ています。
「挑戦したい」という思いを持つ方は、ぜひエントリーしてみてください!
2位 全日本学生音楽コンクール
コンクールURL | https://gaccon.mainichi-classic.net/ | |
主催 | 毎日新聞社 | |
対象 | 小学生(4年生以上)の部、中学生の部、高校生の部 | |
予選 | 開催地 | 東京・大阪・北九州・名古屋・北海道 |
開催日程 | 2024年9月 | |
申込期間 | 2024年6月~7月 | |
本選 | 開催地 | 東京・大阪・北九州・名古屋・北海道 |
開催日程 | 2024年10月 | |
全国大会 | 開催地 | 横浜 |
開催日程 | 2024年12月日 | |
レベル | ★★★★ | |
曲目 | 以下より選択
https://gaccon.mainichi-classic.net/subject/piano/ |
- 日程は2024年大会のもの(申し込み締め切り)
「全日本学生音楽コンクール(通称:「毎コン」)」は、日本を代表する伝統的な音楽コンクールの一つで、毎日新聞社が主催しています。1947年に創設されて以来、75年以上にわたる歴史を持ち、多くの実力派音楽家を育ててきました。
このコンクールは音楽界で一流への登竜門とされており、ピアノ、フルート、バイオリン、声楽の各部門が設けられています。
小学4年生以上が参加資格を持つこのコンクールでは、小学生部門が1クラスに統一されているため、低学年の児童は参加できません。小学校4年生での出場にはしっかりした準備が必要とされます。
「毎コン」の審査は厳格かつ公平な評価が行われることで知られています。この場を通じて参加者は技術や表現力を高め、自身の音楽への情熱と才能を存分に披露する機会を得ることができます。
長い歴史と高い権威を誇るこのコンクールは、音楽の道を真剣に目指す人々にとって欠かせない目標の一つです。将来の夢達成に向けて、大きな飛躍を遂げる場として、多くの参加者に希望と挑戦のチャンスになっています。
3位 日本音楽コンクール
コンクールURL | https://oncon.mainichi-classic.net/ | |
主催 | NHK、毎日新聞社 | |
対象 | ピアノは全部一緒のレベルで行う | |
予選(1次~3次) | 開催地 | 東京 |
開催日程 | 2024年9月9日~19日 | |
申込期間 | 2024年6月~7月 | |
本選 | 開催地 | 東京 |
開催日程 | 2024年10月26日 | |
レベル | ★★★★ | |
曲目 | 以下より選択
https://gaccon.mainichi-classic.net/subject/piano/ |
- 日程は2024年大会のもの(申し込み締め切り)
日本音楽コンクール(にっぽんおんがくコンクール)は、毎日新聞社と日本放送協会(NHK)が主催する、日本を代表するクラシック音楽のコンクールです。その歴史は戦前にまでさかのぼり、国内で最も権威と伝統のある音楽コンクールの一つとして、若手音楽家の登竜門として広く知られています。東京でのみ予選、本選が行われます。
このコンクールは、声楽、ピアノ、バイオリン、作曲など複数の部門で構成されており、それぞれ厳格な審査が行われます。声楽部門は35歳以下、その他の演奏部門(ピアノ含む)は29歳以下と年齢制限が設けられていますが、作曲部門には年齢制限がありません(ただし、過去4回以上の入賞者は参加不可)。
審査は、日本を代表する音楽家や演奏家によって行われますが、音楽評論家は参加しないという独自の方針を採用しています。
本選の様子は、NHK教育テレビやNHK-FMで放送されるほか、毎日新聞紙面でも詳細な審査結果が報じられます。優勝者には賞金とともに、翌年3月に開催される「受賞者発表演奏会」への出演資格が与えられます。
このコンクールは、公開予選と本選会で構成され、ピアノやバイオリン部門では3回にわたる予選を実施するなど、厳しい審査体制を敷いています。勝ち残った人はかなりのレベルだと証明できます。歴史と伝統を背景に、多くの才能ある音楽家を輩出し続ける日本音楽コンクールは、クラシック音楽の未来を担う若き演奏家たちにとって重要な舞台となっています。
4位 ピティナ・ピアノコンペティション 2025
コンクールURL | https://compe.piano.or.jp/ | |
主催 | 一般社団法人全日本ピアノ指導者協会 | |
対象 | 年齢層幅広く、ソロ(課題曲)、デュオ、グランミューズ(自由曲) | |
地区予選 | 開催地 | 47都道府県、250か所以上 |
開催日程 | 例年5月~7月(2025年は3月1日以降発表) | |
申込期間 | 2025年3月下旬~ | |
地区本選 | 開催地 | 全国各地 |
開催日程 | 例年7月、8月(2025年は3月1日以降発表) | |
全国大会 | 開催地 | 東京 |
開催日程 | 例年8月(2025年は3月1日以降発表) | |
レベル | ★★★ | |
曲目 | 2025年は3月1日に課題曲発表 |
ピティナ・ピアノコンペティション(通称:「ピティナ」)は、一般社団法人全日本ピアノ指導者協会が主催する、日本国内で最大規模を誇るピアノコンクールです。予選から全国大会までの参加者数は延べ約4万人に達し、幅広い世代から支持されています。
特に小学生の参加が目立つこのコンクールは、子どもたちが楽しみながら演奏技術や表現力を高める場として親しまれています。レベルもそれほど高くありません。また、全国の多くのピアノ指導者が登録するピティナの信頼性の高さから、全国大会への進出は指導者や生徒にとって重要な目標の一つとなっています。
初心者から上級者までレベルに対応した多様な部門が用意されており、それぞれのレベルに合わせて挑戦できる環境が整っています。参加者の成長を支援するこのコンクールは、音楽を通じて新たな才能を引き出し、夢への第一歩を踏み出すきっかけとなる場として注目を集めています。
5位 ショパン国際コンクール in ASIA
コンクールURL | https://www.chopin-asia.com/ | |
主催 | ショパン国際ピアノコンクールin ASIA組織委員会 | |
対象 | 幼児~大人(ソロアーティスト)まで前19部門 | |
予選 | 開催地 | 全国23か所 |
開催日程 | 2024年10月~11月 | |
申込期間 | 2024年8月29日17時 ~ 9月18日 | |
全国大会
アジア大会 |
開催地 | 東京、横浜 |
開催日程 | 2025年1月3日~19日 | |
レベル | ★★★ | |
曲目 | 以下より選択(もちろんショパン作曲)
https://www.chopin-asia.com/26th-edition/regulation/ |
- 日程は2024年大会のもの
ショパン国際コンクール in ASIA(通称:「ショパンアジア」)は、ショパンの名を冠したピアノコンクールで、ポーランドの偉大な作曲家たちの作品を課題曲として取り上げています。このコンクールは、ショパンの音楽を学びながら演奏技術や表現力を向上させる貴重な機会を提供します。
参加形式は「ホール審査」と「動画審査」から選べる柔軟な仕組みが特徴で、特にお子さまにとっては状況に応じた参加が可能なため、初めての挑戦レベルでも問題ありません。に
2025年1月に開催予定の第27回大会では、さらに多くの注目が集まっています。アジア各国から才能あふれる参加者が集うこのイベントは、子どものうちから国際的な舞台で経験を積み、音楽への情熱を育む場として、多くのピアノ教育者や愛好家から支持されています。
6位 ブルグミュラーコンクール
コンクールURL | https://www.burgmuller.org/ | |
主催 | ブルグミュラーコンクール実行委員会
株式会社東音企画 |
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対象 | 幼児
小学1・2年生部門 中学生、高校生、大人 |
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予選 | 開催地 | 全国各地(各都道府県数会場) |
開催日程 | 2024年9月~11月 | |
申込期間 | 2024年7月~ | |
ファイナル | 開催地 | 札幌・東北・東京・名古屋・東海・大阪
神戸・東中国・中国・四国・福岡・熊本・沖縄 |
開催日程 | 2024年11月、12月 | |
レベル | ★★ | |
曲目 | 以下の曲
https://www.burgmuller.org/p/repertoires.html |
- 日程は2024年大会のもの
ブルグミュラーコンクール(通称:「ブルグミュラー」)は、「年齢を問わず誰もが挑戦できるコンクール」をテーマに掲げ、幅広い世代、レベルの人たちが気軽に参加できるピアノコンクールとして親しまれています。特に子ども向けのコースが充実しており、初級レベルのお子さんにもおすすめの内容となっています。
課題曲にはブルグミュラーの親しみやすい作品が多く含まれており、普段のレッスンで学んでいる曲で参加できる点が大きな魅力です。演奏技術や表現力を高めるとともに、音楽の楽しさを再発見できる場として、多くの参加者にとってありがたいものになっています。
また、各地区でファイナルが開催されるため、遠方まで移動せずに地域でコンクールを実施できる利便性も人気の理由です。この仕組みにより、全国各地の参加者が気軽に挑戦できる環境が整っています。
ブルグミュラーコンクールは、初心者から経験豊富な演奏者まレベルを問わず幅広く参加できます。
7位 グレンツェンピアノコンクール
コンクールURL | https://www.glanzen.co.jp/ | |
主催 | グレンツェンピアノ研究会 | |
対象 | 幼児部門
小学1・2年生部門 小学3・4年生部門 小学5・6年生部門 中学生部門 高校生部門 一般部門 |
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予選 | 開催地 | 全国16会場 |
開催日程 | 2024年7月~11月 | |
申込期間 | 2024年6月~10月 | |
東京・福岡大会 | 開催地 | 東京、福岡 |
開催日程 | 2025年3月、4月 | |
レベル | ★★ | |
曲目 | 以下の曲
https://glanzen.co.jp/kadai.html |
- 日程は2024年大会のもの
グレンツェンピアノコンクールは、2024年に創設34周年を迎え、4年ぶりに予選が全国各地のホールで開催されることとなりました。これにより、多くの参加者が有名なホールの舞台で演奏する特別な機会を得られます。
今年度のコンクールでは、ホールの音響と最高水準のピアノを使用し、経験豊富な審査員が全ての参加者に対し丁寧な個別講評を行います。ピアノの表現力は、理論だけでなく、日々の努力と積み重ねによって養われるものです。このピアノコンクールは、将来を担う若いピアニストたちが自分自身を高め、理想の演奏を追求するための貴重な場を提供します。
また、参加者向けに課題曲の有料オンライン講座を開催するなど、具体的で実践的なレッスンを支援する環境を整えています。一流の舞台での経験を通じて、音楽の喜びや目標達成の達成感を感じられるよう、多くの方に充実した体験をお届けします。
8位 日本クラシック音楽コンクール
コンクールURL | https://www.kurakon.net/ | |
主催 | 日本クラシック音楽協会 | |
対象 | 幼児の部
低学年の部(小学1・2年生) 中学年の部(小学3・4年生) 高学年の部(小学5・6年生) 中学生の部 高校生の部 一般の部 |
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予選 | 開催地 | 全国各地 |
開催日程 | 2024年7月、8月 | |
申込期間 | 2024年4月~ | |
本選 | 開催地 | 全国各地 |
開催日程 | 2024年9~11月 | |
全国大会 | 開催地 | 東京、大阪 |
開催日程 | 2024年12月 | |
レベル | ★ | |
曲目 | 自由曲制(好きなクラシック曲を選択できる) |
- 日程は2024年大会のもの
日本クラシック音楽コンクール(通称:「クラコン」)は、予選から決勝まで完全自由曲制を採用した日本国内ではめずらしいピアノコンクールです。この自由曲制度により、参加者は自身の得意な楽曲や好きな作品を選べるため、個性を存分に発揮できるのが魅力です。
予選は、暗譜さえできていれば通過できるレベルとなっていて、コンクール初挑戦の方でも安心して参加できるのが特徴です。しかし、全国大会に進むとレベルが大きく上がり、技術や表現力が求められるため、参加者の間では「本番は全国大会から」と言われることもあります。
クラコンは、自由曲制のメリットを活かしながら、参加者が創造力を磨き、自身の思いのたけをぶつけられます。初心者から上級者まで、それぞれのレベルに応じて自分の可能性を試す機会を得られるため、多くの音楽愛好者や指導者から支持され、日本のクラシック音楽界で重要な位置を占めるコンクールです。
9位 東京国際ピアノコンクール
コンクールURL | https://www.tiaa-jp.com/tipc/ | |
取材 | 東京国際芸術協会 | |
対象 | キッズの部 3歳~小学生になる前
小学1~6年生の部 小学校1~6年生 中学生の部 高校生の部 大学生の部 プロフェッショナル マスターズ |
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予選 | 開催地 | 全国19会場 |
開催日程 | 2024年7月、8月 | |
申込期間 | 2024年7月~8月 | |
準本選 | 開催地 | 岩手・宮城・埼玉・東京・神奈川・愛知・大阪・岡山 |
開催日程 | 2023年9・10月 | |
全国大会 | 開催地 | 東京 |
開催日程 | 2024年12月7日(キッズ、小学生の部) | |
レベル | ★ | |
曲目 | 小学生までは全部自由曲 |
- 日程は2024年大会のもの
東京国際ピアノコンクール(通称:「東京国際」)は、未就学児から社会人まで幅広い年代が挑戦できる、全16部門を備えた多彩なピアノコンクールです。それぞれの年齢やレベルに応じた部門にエントリーできるため、公平な環境で実力を発揮できるのが大きな特徴です。
特に、キッズや小学生部門では自由曲制を採用しており、参加者は自身が得意とする曲や好きな作品を選ぶことができます。この制度により、初心者レベルのお子さんでも自由な曲でチャレンジできます。
さらに、全国から集まる参加者相互の交流を通じて、音楽的な成長だけでなく、新たな目標を見つけて努力を重ねる貴重な経験を得られるのも、このピアノコンクールの魅力の一つです。東京国際ピアノコンクールは、音楽を通じて可能性を広げたい全ての方、すべてのレベルのピアニストにとって、高く評価されています。
10位 全国こどもピアノコンクール2025
コンクールURL | https://classicmusic.tokyo/jnr/ | |
主催 | 一般社団法人日本音楽協会 | |
対象 | 未就学児、小1~中3まで各学年(中学生の部もあり) | |
予選 | 開催地 | 全国25か所 |
開催日程 | 2025年3月16日~7月5日 | |
申込期間 | 2025年1月6日~各地区大会開催の30日前 | |
全国大会 | 開催地 | 東京、大阪、福岡 |
開催日程 | 2025年8月9日、10日、11日 | |
レベル | ★ | |
曲目 | 約500曲の中から選択
https://classicmusic.tokyo/jnr/overview/#toc8 |
「全国こどもピアノコンクール」は、「一般社団法人日本音楽協会」が主催する信頼性の高いコンクールで、全国ピアノコンクールと同じ運営基準で開催されています。
このコンクールは、「発表会以上の集中力や技術を身につけたい」「初めて音楽コンクールに挑戦したい」と考えるお子さんにふさわしいレベルになっています。
ピティナや全日本ピアノコンクールへの参加にはまだハードルが高いと感じる場合でも、無理なく挑戦できるようなレベル設定です。
コンクールは、受賞レースではなく、コンクールまでに曲を仕上げる努力や、その経験を積むことに重点を置いている点が特徴です。そのため、予選通過率が高めに設定されており、初めて挑戦するお子さんのモチベーションアップにもつながります。
譜面読みから仕上げまでの練習を通じて得られるものは何事にも代えがたい財産になるでしょう。レベルもそれほど高くないので、ピアノ習い始めのお子さんにおすすめできます。
各自のレベルに合わせたピアノコンクールに出演してピアノをどんどん好きになろう!
ピアノは音楽の魅力を楽しみながら技術を磨くことができる素晴らしい習い事です。ピアノコンクールは、その練習を活かして、演奏を通じて自分の可能性に挑戦し、成長を実感できる貴重な機会です。
それぞれのコンクールの特徴や対応しているレベルがあります。ピアノ習い始めの初心者から上級者まで、自分のレベルに合ったコンクールを選ぶことができます。
例えば、初めて応募するのに適したレベルのコンクールや、プロを目指す人にとって重要な受賞ができるかどうかのハイレベルなコンクールなど、参加者の目的や経験に応じた選択肢が豊富です。また、課題曲に馴染みのある楽曲が含まれている場合も多く、楽しみながら練習できます。
コンクールを通じて、目標に向けた努力の大切さや本番で得られる達成感を味わい、ピアノを弾くことの楽しさがさらに広がるでしょう。自分のレベルに合ったコンクールを見つけて挑戦することで、ピアノがさらに好きになり、新たなステージへの一歩を踏み出すきっかけとなります。「自分らしい音楽」を見つけるピアノコンクールに出てみませんか!?